皆様、いつもご利用いただき、ありがとうございます。水のドクター119番の福永です。
先日、トイレと台所、そしてお風呂のリフォームを一気に施工させていただいた甲府市のK様、弊社をご利用いただきまして、ありがとうございました。今後も何かありましたら、ぜひ宜しくお願い申し上げます。
今回は、この甲府市のK様のお宅を施工させていただいて、思い出したエピソードがありましたので、書いていきたいと思います。
2011年3月11日(金)14時46分頃、東日本大震災が発生しました。この時、私は甲府市のK様のお宅からすぐ近くの、H様というお客様のお宅のトイレで、故障箇所の説明をしていました。
すると突然、目眩が起こり、疲れでも出たかな?と思っていたら、H様が「地震だ!」と仰いました。
立ち上がってみると、今までに経験した事のない揺れが長く続き、家の柱がミシミシ音を立てていて、戸棚の物も崩れ落ちて来たので、H様ご家族の皆さんと慌てて外に出ました。
地面は揺れ、近くのお寺の石灯籠が崩れていましたが、この時の甲府市の震度は5弱だったそうです。体感的には、もっと強く感じましたが。
そして、長い揺れがある程度治まり、山梨県のいくつかの地域では、停電している所もありましたが、幸い、甲府市のH様のお宅の地域は大丈夫でしたので、テレビで情報を得る事が出来ました。
その映像は、大きな津波が次々に、高速道路や港を襲う恐ろしい物でした。それを、生中継で見ていて、今起こった地震は、とんでもない災害だったんだと、実感させられました。
この様な凄い経験の後、結局、H様のトイレの件は、ウォシュレット交換になり、材料を取りに笛吹市の問屋に走ったのですが、大渋滞でとても動ける状態ではなかったので、甲府市の反対隣の甲斐市の問屋に行って、事なきを得ました。
この様に、被災地から遠く離れた、山梨県でもこれぐらいの被害があり、実際にはもっと恐い思いをされた方もたくさんいらっしゃると思いますし、私もこの日から暫くの間、予想外の忙しさにビックリしました。
この記事を書いたのは、甲府市のK様のお宅が近くだった事と、先日テレビで、東日本大震災から4回目の夏休みを題材にした番組をやっていて、絶対に風化させてはならないと、改めて私自身が実感したからです。
時期がズレていますが、今後毎年、3.11は勿論の事、私はこの時期になると、震災を思い出し、自身の事も見つめ直して行きたいと思います。
今後とも、宜しくお願い申し上げます。